学校長あいさつ

『新しい時代を拓き、よりよき社会を共につくる人になろう』
「賢く」   「優しく」  「逞しく」      を目指して

                           校長 藤 田 崇 充

令和4年度は、2名の新しい教職員と2名の新入生を迎えて、教職員14名、生徒22名の総勢36名でスタートしました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のために様々な学校行事は今年度も例年のように行う事が難しい状況ではありますが、学校における新しい生活様式のもとでできうる限り創意工夫をして一歩でも前進していければと考えています。
今年度、川湯中学校は、次のように校訓を新たに定めて、それに基づいて学校教育目標を4つから3つに変更しました。

【校  訓】
新しい時代を拓き、よりよき社会を共につくる人になろう
賢く    優しく    逞しく
【学校教育目標】
1 自ら進んで学びに向かう人
2 思いやりを持って協調できる人
3 逞しい心身を持つ人

今の中学生が大人になった時の社会は、変化が激しく予測がつきにくい状況となっていることが様々な方面から言われています。また、その見通しの下に社会を生き抜くために必要な資質・能力が見直されて、新しい学習内容に切り替わり、学校にはタブレットなどの情報端末が導入されて学習スタイルも様変わりをしてきています。川湯中学校は、「地域の学校」として「次代を担う人」を「教科のプロ」、「学びのプロ」として、生徒に寄り添いながら資質・能力を育んで参ります。しかし、学校教育だけは、この目指すところは達成できません。「我が子のプロ」としてのご家庭の協力が必要不可欠です。①基本的生活習慣、②家庭での学習習慣、③家庭人・社会人としての常識などこれらのことがらは、生徒一人一人で状況が違います。是非とも未来社会において活躍できる大人になるようお互いに補い合いながら、協力して導いていけたらと思っています。この1年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。

教員と生徒という立場の違いはありますが、川湯中学校の教職員はともに学ぶ存在として、決して上から目線ではなく「賢く」「優しく」「逞しく」を意識して指導にあたって参ります。ご支援とご協力をお願いします。

令和4年度 弟子屈町立川湯中学校学校経営の概要(正規版)