『新しい命の誕生』 講話

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3月9日(月)の午後から、弟子屈町役場の保健師さんによる 『新しい命の誕生』 の講話がありました。

5校時目は1・2年生で、受精・妊娠・出産までの様子について、保健師さん自身の体験を聞くことができ、母親の妊娠時の体調や感情について知ることができました。

〝今こうして、ここにいる皆さん一人ひとりは本当に奇跡のような存在〟という保健師さんの言葉が強く心に残りました。

受精し、卵が子宮の中で育ち、無事に出産するということ、これらの一つひとつが奇跡であり、皆さんがこうして生きている命は、本当に尊いものなのです。

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6校時目は3年生で、『命の重さ』について考える授業でした。

ある高校生の事例をもとに、もし妊娠して(させて)しまったら、産むか産まないか、産んでほしいか産んでほしくないか、ということをそれぞれ男性・女性の立場で、考えました。

まだ、自分達の身近で起こっていることではないので、自分事として考えるのはすごく難しかったようですが、それでも、男子からは〝無責任に命を殺したくない(中絶のこと)〟〝命を殺すと後悔が残る〟、女子からは〝相手や親との関係が悪くなる〟〝お金もないし、産んだとしても育てるのが大変〟など、真剣さが伝わってきました。

最後に、保健師さんから「1回の性交でも妊娠する場合がある」「100%の避妊方法はない」ということから、『自分が産み育てる環境が整うまで、性交はしない』『性交以外にも愛情表現の形はある』という大切なお話をいただきました。

今は、実感がわかないと思いますが、皆さんにとって決して遠い話ではありません。

『将来、皆さんが妊娠した時、パートナーが妊娠した時に二人で心から喜べる人生を送ってほしい』という保健師さんの言葉、皆さんのご両親はもちろんのこと、私たち大人もそう願っています。

保健師の前川様、丹羽様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

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